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爛れた夏休み5

男は、電車の中と同じように、私の股間ベルトの隙間に指を突っ込み、プラグの付け根を挟んで激しく揺する。

車内での痴漢プレイの再現だ。
しかも、周囲に人がいないので、よりハードに。

「ああ、そんなことされたら・・・」
「そんなことされたら、なんなんだよ? 変態のお嬢さん、こうされたいんだろ」
「ああ、いやいや、感じちゃう」

いっそう激しく揺すられ、身体がガクガクして、足に力が入らなくなってきた。
私は前にのめるように、ベッドの足元の壁に手をついた。
そこは大きな鏡になっている。

マイクロミニはすっかりめくれあがり、白い尻肉が露わになっている。
その谷間に食い込んでいる黒革のベルトがさらに激しく揺すられる。

もう我慢の限界だった。
私は、腰の後に手を回して、股間ベルトのT字結合部を探り当てると、ロックを解除した。

今まではどんなに激しく揺すっても、1~2cmしか動かなかったベルトが緩む。

それに気付いた男が、ベルトを強く引っ張る。
ベルトの内側に装着されている極太の巨大プラグが引き出されてきた。

「むお~~ぉ!」

一気にアナルが拡張される快感に、思わずうめき声をあげてしまう。

「すげ~ぇ、すげえよ、あんた、こんなの入れていたのか! こんな変態女、見たことねぇ!」

アナルから出てきた物の大きさがわかって、男が興奮して叫んでいる。

ずぼっと、音を立ててアナルから最大直径5cmの巨大プラグが抜けた。

私は「むき~~っ」と叫び声を上げていた。

(続く)

爛れた夏休み 4

「そのまま出て」

改札口の前で後ろから声がかかった。
言われたようにする。

改札を出ると、すぐに背の高い男が斜め横に並んできた。
「東口の線路沿いにホテルがあるから、そこに行こう」

改札を離れて少し人が少なくなったところで、足を止めて向き合う。
初めて男の姿をちゃんと見る。
意外だったのは、もっと年配の人かと思っていたら、まだ30代と思われる年齢。
背が高い、180cm以上ある。しかもなかなかのいい男だ。

「あの、わかってると思いますけど、私、ニューハーフで、仕事なんですけど、それでいいですか?」
こうやって外で誘われたときには、後でトラブルになりたくないので、必ず事前に確認する。

仕事を始めたころは、こうしたセリフも恥ずかしくてなかなか言えなかった。
でも、今では、もう冷静に言えるようになった。

「ああ、でもあまり持ち合わせはないよ。で、いくらなの?」

私は何も言わずに、指を2本出す。
すっかり娼婦のしぐさだ。

「なんだ、それなら大丈夫だ。じゃあ、行こうか」

線路沿いに少し歩いたところにあったホテルに入る。
エレベータの中で、「じゃあ、これ」と万札2枚を渡される。

部屋に入る。
まず、シャワーを浴びるのかと思ったら違った。
いきなり、男が「さあ、さっきの続きだ」と言いながら、後ろからスカートの中に手を入れてきた。

ああ、そういう趣味か・・・と思いながら、私は男の手を迎えるように尻を突き出した。

(続く)

爛れた夏休み 3

新宿駅で埼京線に乗り換える。

時刻は18時25分、乗るのは大宮行き快速の先頭車両の一番前のドア。
乗った時に、座席にはまだ座れる余地があったが、わざと座らずに閉じている側のドアの脇に後ろ向きに立つ。

次第に周囲に乗客が増えていく。
発車間際、駆けこんできた人がドッと乗り込み、私の身体はドア脇の壁面に押しつけられ、身動きができなくなった。

電車が動き出した。
背後に、数人が密着している。
来るかな?と思う間もなく、尻の上を手が這い始める。

触っても私が逃げないとわかると、まだ高田馬場駅を通過しないうちに、もうスカートの中に手が何本も入り込んでくる。
スカートの下が、いきなりショーツ無しの生尻、つまりノーパンの変態女だと知って、男たちの手が余計に大胆になる。

しかし、股間のベルトの存在に気付くと、あきらかに戸惑っている。
中には、撤退していく手もある。

電車が池袋駅に着くと、人が動き、何人かが離れて行った。
しかし、まだ一人だけ真後ろに立っている男がいる。

電車が動きだすと、この男は、さらにぴったりと身体を密着してきた。
しかも他の男たちと違って、股間ベルトにたじろかない。
それどころか、股間ベルトとヒップの割れ目の僅かな隙間に、執拗に指を入れてくる。
そして、とうとうアナルの位置を探り当てた。

アナルにはプラグが入っているので、さすがにそれ以上は侵入できない。
しかし、アナルの周囲の粘膜は、いちばん敏感なところだ。

そこを触られて、私は思わず「はぁ~~」と声を出してしまった。

私が感じているのを知って男がさらに大胆になった。
左手でベルトをグッと下に引き、隙間を大きくすると、右手の指でアナルプラグの根元を挟み、揺らしにかかる。
もちろん、そんなことではプラグは抜けないが、ますます感じてしまう。
私は、男の方に尻を突き出して、あえぎ始めていた。

電車が減速し始めた。
赤羽の駅が近づいたのだ。

男が耳元で小声でささやいた。
「変態のお嬢さん、次で降りないか?」

小さくうなづく私。

電車が止まり、私がいる側のドアが開き、ホームに押し出される。
まくれかけていたマイクロミニの裾を抑えながら、一瞬、どうしよう・・・、と思う。

でも、私は改札に向けて歩きだしていた。

 (続く)

爛れた夏休み 2

円山町のラブホ街から百軒店(ひゃっけんだな)を抜けて、道玄坂に出て渋谷駅に向かう。

髪はショートヘアーの自毛に、ボリュームのあるロングソバージュのハーフウィッグをプラス。
アイメイクはブルー系でまとめているが、ルージュだけは娼婦らしく真っ赤。

服は、上が黒のキャミソールにオーガンジのオレンジのカーディガン。
大きく開けた胸元は、最近めっきり大きくなった二つの膨らみがコルセットで持ち上げられて、半分近く見えている。
少し上から覗けば、焦げ茶色に色づいた乳輪が見えるかもしれない。

下は、総丈35cmの黒のマイクロミニ。しかも裾の3cmほどがシースルーになっている。
シースルーの部分を除けばほとんど股下数cmだ。
ショーツは履いていないので、少し屈めば、鈍く光る黒の股間ベルトが見えてしまうのは間違いない。

9cmのピンヒール・サンダルからは、ルージュとマニキュアに合わせた真っ赤なペティキュアを塗った爪が覗く。

こういう恥知らずな娼婦ファッション、以前は、調教の一環として坂崎に強制されてやっていた。
でも今は違う。自分の意思でやっている。
というか、もうそれが自分という「女」なのだ。

ヒールの高さに加えて、身体にはいつものように最大直径4.5cmのアナルプラグが刺さっている。
どうしても尻を振る歩き方になってしまう。

歩いているうちにアナルから浸み出てきた潤滑液と汗が股間を濡らしている。

こんなファッションの女が、むっちり膨らんだ尻を振りながら、つまずかないように、ゆっくりゆっくり歩いているのだから、人目をひかないわけはない。

駅に向かうサラリーマンが何人も振りむいていく。
追い抜きざまに「すげ~~ぇ」と言うのが聞こえる。

恥ずかしさに身体の奥が熱くなってくる。

今までの経験から、渋谷という街は、若者が多いせいか、あまりお客が拾えないのが判っていた。
それに、まだ街に立つには時間が早すぎる。

私は、渋谷駅まで歩き、山手線に乗ると、新宿に向かった。

 (続く)

爛れた夏休み 1

1997年7月23日(水)

大学が夏休みに入った。

毎週数コマの講義をする必要がなくなる長期休暇は、貴重な研究期間だ。
本来なら論文の1本でもまとめるべく勉強しなければならない。

少なくとも、昨年までの私はそうしていた。

しかし、今の私の生活はまったく爛れきっていた。

春から本格的に始めたアナル娼婦の仕事は、自分でも驚くほど順調だった。
顧客ノートに記された名前は、もう30人を越えていた。

しかもリピートしてくれる人がけっこう多い。
永沢さんのように月に3度、4度と買ってくれる人や、東京出張の度に予約してくる大阪の社長さんもいる。

そうしたリピーターに加えて、NTTの伝言ダイヤルにメッセージを入れておくと、たいてい2、3人から電話がかかってくる。
もちろん、いつも交渉が成立するわけではないが・・・。

最初は、金曜の夜から日曜までの週末娼婦のつもりだった。
それがいつの間にか平日でも電話が入れば予約を取るようになっていた。

7月はまだ1週間残っているのに、もうお客の数は16人。
手帳のマークを数えたら、週4日ペースで娼婦をしている。
水揚げは30万円を越え、大学講師の薄給など、軽く越えていた。

今日は水曜日。
水曜日の午後が休診の永沢さんに呼び出され、渋谷の円山町のラブホテルで、まだ日が高いうちから、いつものように後ろ手に縛られて、たっぷり精液を注がれた。

夕方から医師会の集まりがあるとかで、急いで出て行った永沢さんを、黒地に紫の刺繍のコルセット姿でドアのところまで見送る。
シャワーを浴びて、アナルを洗浄し、ゆっくり時間をかけて化粧を直して、ホテルを出る。

「お世話になりました」とフロントの窓口にキーを返す。

やっていることも、気持ちも、もうすっかりプロの娼婦だ。

顔見知りになっているおばさんが「はい、お疲れさん。気をつけてね」と声をかけてくれる。

この3月の末、昼は東京電力のOL、夜は円山町で娼婦をしていた女性が商売中に殺された。
それ以来、この町の人は、少しナーバスになっている。

おばさんから見ても、今の私は、身体を売っている「女」の一人なのだろう。

私は、夕闇が近づいている街へ歩きだした。

(続く)

マゾ娼婦4

その後のことは、よく覚えていない。
記憶が飛んでしまっている。

吊りの状態から降ろされ、全頭マスクが脱がされる。
新鮮な空気がおいしい。

朝倉さんに汗だくの全身拘束衣を脱がしてもらう。
自分では脱げないのだ。
身体がすっかり脱力してしまい、抱きかかえられるようにして浴室に連れて行ってもらった。
シャワーは、なんとか自分で浴びた。

その間、朝倉さんはプレイに使った道具の後始末をしていたのだと思う。

浴室の鏡に映った顔はひどい状態だった。
全頭マスクの中で、汗でべとべとに崩れて流れてしまった化粧はもう手の施しようがない。
一度、全部落として、最低限度、塗りなおす。

服を着る。
でも、もう、アナルプラグを装着する気力も体力もなかった。
それに今夜は、アナルを相当に酷使している。
これ以上、負荷をかけるのは危険だ。

坂崎にアナルプラグの常時着用を義務付けられていた頃は、こんな手抜きをしたら確実に折檻だった。

アクリル板に極太のアナルプラグを固定した調教道具に後ろ手に縛られた状態で跨らされ、3回噴き上げるまでアナルオナニーを強制された。

でも、今の私は自由だ。
それにこの仕事を長く続けたかったら、商売道具は大事にしないといけない。

なんとか全部が片付いたときには、もう夜中の0時を過ぎていた。
このホテルに入ってから、5時間以上が経っている。

部屋を出る前に朝倉さんに「え~と、延長分は?」と聞かれた。
「3時間延長ですけども、後片付けの分はサービスで2時間分でいいです」と私。

「じゃあ、2時間延長分」と2万円が渡される。
「かなりハードにやっちゃったからな。これは僕の気持ち」ともう1枚。
「すいません。ありがとうございます」
「でも、これに懲りずに、またぜひ頼むよ。君がイクところ最高だったから。すごい迫力で、見ながら僕も出しちゃった」

そう言えば、アナルにも口にも出してもらってない。
そうなのか、自分でしごいて放出したのか・・・。

それで7万円ももらっては、なんだか申し訳ない気がする。
でも、こういう性癖の人は、きっとそれで満足なのだろう。

帰りの車は、もうぐったりだった。
朝倉さんは、まだ興奮が続いているのか、やけに饒舌だった。

絶頂に達した時、水平に吊られていた私は、股間の肉棒から白濁液を振りまきながら、アナルから大きな卵型バイブをすごい勢いで噴射したのだそうだ。

「しっかり写っているよ」
朝倉さん、ビデオの秘蔵コレクションが増えて、とてもうれしそうだ。
私は「いつか見せてください」と言うのがやっと。

自宅の近くで車から降ろしてもらったのは、夜中の2時近く。
ふらつきながら部屋に戻る。

明日は、大学の講義日だ。
講義の準備をしなければいけないのだが、もう体力のかけらも残っていない。
私は、そのままベッドに倒れた。

  (了)

マゾ娼婦3

直径5cmの極太のシリコン男根を噴出した私のアナルは、火山の噴火口のように大きく開いているはずだ。

それが閉じないうちに、何かが押し込まれていく。
だけど、身体が固定されてなく不安定なので、作業がなかなかはかどらない。

でも、そのうち、朝倉さんはコツをつかんだらしい。

アナルがふたたび大きく拡張されたと思ったら、ヌルッいう感じで何かが中に収まった。

感じからして、棒状のものではないようだ。

次に全身拘束衣の股間の部分が解放された。
下向きに押し曲げられ、汗と漏れ出した先走りの粘液でグジュグジュに濡れた私の肉棒が引き出されてしまった。

赤革の全身拘束衣から絞り出されている乳房と、錘付きのクリップで引き延ばされている乳首だけだったら、私はマゾ女に見えるはず。
でも、これを引き出されたら・・・。
恥ずかしい・・・。

屈辱感で身体が熱くなっていく。

根元を締め付けていたリングも外されたようだ。

そのまま、何事も起こらない。
どうしたのだろう・・・と思った瞬間、いきなり身体を衝撃が貫いた。

アナルに収まったていたものが急に暴れだしたのだ。
押し込められたものの正体は、大型かつ強力な卵形バイブだった。

直腸を揺する強烈な刺激に身もだえてしまい、身体の揺れがまた大きくなる。
身体を吊っているチェーンがギシギシときしむ。
一瞬、強度は大丈夫だろうか?と思ったが、もうそんなことを心配している余裕はなかった。

快感が高まり、今度はもう耐えられないそうにない。

視力を奪われているはずの瞼の裏で、黄色い火花が飛び散り始めた。
黄色い火花はどんどん重なって、全体が白くなっていく。

自由に声が出せたら、狂ったように叫んでいたはずだ。

身体の揺れと、身体の中で高まっていく波とが同調していく。
まるでジェットコースターの線路のようにうねる大波小波の快感。

しかし、次の高まりにはもう下りはなかった。
上りつめたまま、私の身体と意識は宙を飛んでいった。

 (続く)


マゾ娼婦2

カチ・・・カチ、カチ・・・。
かすかにチェーンが歯車を噛む音が聞こえる。

両膝がマットレスから離れて、身体が浮いた。
たぶん、ほんの数センチなのだと思う。
それだけでも、両腕、胸下、腰、両腿に巻かれているベルトがギュッと締まり、重みがかかる。
ただ、重みが分散しているせいか、痛さはほとんど感じない。

カチ・・・カチ、カチ・・・。

さらに身体が浮き、前後に揺れる。
それにともない乳首に付けられた錘付きのクリップが揺れる。
痛みでうめいてしまうが声にならない。
全頭マスクの内側に付いているペニス型のマウスピースを噛んで耐えるしかない。

私は、赤革の全頭マスクをすっぽり被せられ、視力と聴力のほとんどを奪われていた。
何も見えない状態だと、かすかな音やわずかな気配にも敏感になる。

だから、自分がどういう状況になっているかはわかる。

両方の乳房が露出した赤革の全身拘束衣を着せられ、SMプレイ用の特別室で、うつ伏せM字開脚の姿勢で、たぶん50cmほど宙に浮いているはずだ。

突然、後ろの方で異変を感じた。
密閉され汗にまみれたお尻が新鮮な空気に曝され、ひやりとする。

全身拘束衣のヒップの部分が解放されたのだろう。
ということは・・・。

いきなりアナルが内側から弾けるように膨らむ。
封入され抑え込まれてていた直径5cmの極太のシリコン男根が出口を求めているのだ。
メキメキとアナルが押し開かれる。
一度動き出したら、いくら括約筋を絞ってももう止められない!
一気に外に出ていく。

強烈な拡張感と粘膜が擦られる快感。

「う、う、むぅぉ~~! 」
声にならない声を上げて身もだえてしまい、身体の揺れがますます大きくなる。

たぶん、いや絶対に、朝倉さんは、私のこの姿をビデオに撮っているだろう。

  (続く)
プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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