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爛れた夏休み 3

新宿駅で埼京線に乗り換える。

時刻は18時25分、乗るのは大宮行き快速の先頭車両の一番前のドア。
乗った時に、座席にはまだ座れる余地があったが、わざと座らずに閉じている側のドアの脇に後ろ向きに立つ。

次第に周囲に乗客が増えていく。
発車間際、駆けこんできた人がドッと乗り込み、私の身体はドア脇の壁面に押しつけられ、身動きができなくなった。

電車が動き出した。
背後に、数人が密着している。
来るかな?と思う間もなく、尻の上を手が這い始める。

触っても私が逃げないとわかると、まだ高田馬場駅を通過しないうちに、もうスカートの中に手が何本も入り込んでくる。
スカートの下が、いきなりショーツ無しの生尻、つまりノーパンの変態女だと知って、男たちの手が余計に大胆になる。

しかし、股間のベルトの存在に気付くと、あきらかに戸惑っている。
中には、撤退していく手もある。

電車が池袋駅に着くと、人が動き、何人かが離れて行った。
しかし、まだ一人だけ真後ろに立っている男がいる。

電車が動きだすと、この男は、さらにぴったりと身体を密着してきた。
しかも他の男たちと違って、股間ベルトにたじろかない。
それどころか、股間ベルトとヒップの割れ目の僅かな隙間に、執拗に指を入れてくる。
そして、とうとうアナルの位置を探り当てた。

アナルにはプラグが入っているので、さすがにそれ以上は侵入できない。
しかし、アナルの周囲の粘膜は、いちばん敏感なところだ。

そこを触られて、私は思わず「はぁ~~」と声を出してしまった。

私が感じているのを知って男がさらに大胆になった。
左手でベルトをグッと下に引き、隙間を大きくすると、右手の指でアナルプラグの根元を挟み、揺らしにかかる。
もちろん、そんなことではプラグは抜けないが、ますます感じてしまう。
私は、男の方に尻を突き出して、あえぎ始めていた。

電車が減速し始めた。
赤羽の駅が近づいたのだ。

男が耳元で小声でささやいた。
「変態のお嬢さん、次で降りないか?」

小さくうなづく私。

電車が止まり、私がいる側のドアが開き、ホームに押し出される。
まくれかけていたマイクロミニの裾を抑えながら、一瞬、どうしよう・・・、と思う。

でも、私は改札に向けて歩きだしていた。

 (続く)

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いつもドキドキしながら、読ませていただいています。
次いつごろ更新されるのかなぁ。

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プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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