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爛れた夏休み 4
「そのまま出て」
改札口の前で後ろから声がかかった。
言われたようにする。
改札を出ると、すぐに背の高い男が斜め横に並んできた。
「東口の線路沿いにホテルがあるから、そこに行こう」
改札を離れて少し人が少なくなったところで、足を止めて向き合う。
初めて男の姿をちゃんと見る。
意外だったのは、もっと年配の人かと思っていたら、まだ30代と思われる年齢。
背が高い、180cm以上ある。しかもなかなかのいい男だ。
「あの、わかってると思いますけど、私、ニューハーフで、仕事なんですけど、それでいいですか?」
こうやって外で誘われたときには、後でトラブルになりたくないので、必ず事前に確認する。
仕事を始めたころは、こうしたセリフも恥ずかしくてなかなか言えなかった。
でも、今では、もう冷静に言えるようになった。
「ああ、でもあまり持ち合わせはないよ。で、いくらなの?」
私は何も言わずに、指を2本出す。
すっかり娼婦のしぐさだ。
「なんだ、それなら大丈夫だ。じゃあ、行こうか」
線路沿いに少し歩いたところにあったホテルに入る。
エレベータの中で、「じゃあ、これ」と万札2枚を渡される。
部屋に入る。
まず、シャワーを浴びるのかと思ったら違った。
いきなり、男が「さあ、さっきの続きだ」と言いながら、後ろからスカートの中に手を入れてきた。
ああ、そういう趣味か・・・と思いながら、私は男の手を迎えるように尻を突き出した。
(続く)
改札口の前で後ろから声がかかった。
言われたようにする。
改札を出ると、すぐに背の高い男が斜め横に並んできた。
「東口の線路沿いにホテルがあるから、そこに行こう」
改札を離れて少し人が少なくなったところで、足を止めて向き合う。
初めて男の姿をちゃんと見る。
意外だったのは、もっと年配の人かと思っていたら、まだ30代と思われる年齢。
背が高い、180cm以上ある。しかもなかなかのいい男だ。
「あの、わかってると思いますけど、私、ニューハーフで、仕事なんですけど、それでいいですか?」
こうやって外で誘われたときには、後でトラブルになりたくないので、必ず事前に確認する。
仕事を始めたころは、こうしたセリフも恥ずかしくてなかなか言えなかった。
でも、今では、もう冷静に言えるようになった。
「ああ、でもあまり持ち合わせはないよ。で、いくらなの?」
私は何も言わずに、指を2本出す。
すっかり娼婦のしぐさだ。
「なんだ、それなら大丈夫だ。じゃあ、行こうか」
線路沿いに少し歩いたところにあったホテルに入る。
エレベータの中で、「じゃあ、これ」と万札2枚を渡される。
部屋に入る。
まず、シャワーを浴びるのかと思ったら違った。
いきなり、男が「さあ、さっきの続きだ」と言いながら、後ろからスカートの中に手を入れてきた。
ああ、そういう趣味か・・・と思いながら、私は男の手を迎えるように尻を突き出した。
(続く)
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No title
順子さんを自分と入れ替えて、興奮しながら読ませていただいています。
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