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赤いデルタ

006 (3)

閑話休題。

玉抜かれて、もう15年間も強力な女性ホルモンを身体に入れてると、こんなすっきりした平らな股間になっちゃいます。
竿はまだ付いてるけど、すっかり委縮しちゃって、勃起してもやっと親指くらいだから、簡単に押さえ込める。

履いているのは真っ赤なレースのビキニショーツ。

このブログの最初の方に書いたように思うけど、坂崎の調教が始まって2カ月たった頃に、男物の下着類は全部捨てるように命じられて、代わりにこんな感じのエロっぽい女物下着を大量に買わされた。

今まで白やグレーの地味な男物下着ばかりだった引き出しが、まるで花園のように色とりどりになった。

もう選択の余地なし。
それまでは気まぐれで、好きな時だけ女装していたのが、恥ずかしくても、嫌でも、毎日、赤やショッキングピンクや紫のショーツを履くしかない。

でも、女物でもショーツを履けるうちは、まだよかった。

すぐに、極太のアナルプラグが着いた革製の股間ベルトの常時着用が命じられて、外出の時も自宅で過ごす時も、股間を覆うのは前袋付きの黒い革ベルトだけになってしまった。
ショーツを履けるのは、自宅で眠る間だけ。

朝起きたら、着装して、そのまま一日を過ごし、眠る前にやっと外すことを許される。
もちろん、男性の生チンポを入れてもらう時には外すが・・・。

つまり、起きている間は、極太プラグか、生チンポか、どちらかが必ず入っている生活が約1年間続いた。

そうなると、怖ろしいことに、アナルに何か入れていないと、落ち着かなくなってしまう。
股間ベルトを外し、アナルから極太プラグを抜かれると5分も経たないうちに、「入れて、なにか入れて」と哀願するようになってしまった。
生チンポ、アナルプラグ、アナルビーズ(よがり玉)、各種のバイブレーター、そして腕。
なんでもいいから入れて欲しい。
アナル狂いにされるというのは、そういうことなのだ。
その内、自分でも驚くようなものまで入ってしまうようになる。
最大直径7.5cmの巨大プラグ、500mlのペットボトル、黒人のビール瓶のような巨大ペニス・・・。

そうした調教が終わり、坂崎から独立して、服装を管理されることがなくなった。
アナル娼婦の仕事をするとき以外の時は、自由にショーツを履けるようになって、とてもうれしかった。

お客さんから下着をプレゼントされると、次のプレイの時に、礼儀として着けていく。
ずいぶんエロいものもあった。シルクの総レースのショーツのように高価なものもあった。

今は、ほとんど自分で買っているけど、下着のおしゃれは女の特権だと思う。

熱い夏 2

私の問いかけを待っていたかのように、S山さんはバッグからB5版の紙を綴じた冊子を取り出した。

「まず、これを読んで欲しいんだ」
と言いながら、私の前に置く。

表紙には「熱い夏」と題が記してある。

中を開くと、それは脚本のような感じで、情況解説と簡単なセリフがワープロで印字されていた。
見開き頁に1つくらい、なかなか達者な筆でイメージ・デッサンのような絵が入っている。

その絵は、1人の女に3人の男が絡んでいるものだった。
場所は、ベッドや浴室などいろいろだ。屋外もある。
よく見ると、女の股間には肉棒があった。

「これ、3P、いえ、4Pのシナリオですか?」と私。

「うん、そういうこと、商売物ではなく、プライベート・ビデオだけどね。そのイメージ・デッサン、僕が描いたんだよ」
「お上手なんですね。で、私にこれを?」
「順子さんメインで撮りたいんだ。他のメンバーはもう決めてある、というか僕のその趣味の仲間なんだが」
「・・・・・」
「もちろん、ギャラは出すよ。できるだけそっちの希望に沿うようにする。もちろん常識的な線でだけど」
「お金のことより、ビデオに撮られるとなると、後が不安です」
「それは、大丈夫。メンバーは、皆、ちゃんとした人だから。仲間内の上映会はするけど、ダビングは参加メンバー限定にする。それは約束する」

私は、シナリオを最期まで読みながら考えた。

仕事は順調だが、その一方ですっかり娼婦稼業に慣れて、だんだん刺激が少なくなっていた。
何か新しい刺激が欲しいのは確かだ。

問題は撮られることのリスク、言葉を換えればS山さんたちの信用度だ。

「前向きに考えますけど、正式にお返事する前に、残りの2人のメンバーの方のこと、きちんと教えていただけますか? できれば、お会いしてから決めたいです」

「わかった。じゃあ、早速、4人で食事でもするよう段取るよ。あ、それ、持って行っていいよ」

私は冊子を手提げ袋に入れた。

「ああ、それと、今日の予約は、今の話で済んだことにしてくれ。前向きな返事を聞けただけで十分だ。できるだけ早く連絡するから、よろしく」

S山さんは、私に茶封筒を渡すと、あわただしく席を立って行った。

茶封筒の中をそっと確かめると、大きなお札が5枚入っていた。

(続く)







熱い夏 1

1998年8月2日(日)

夏になった。
専業娼婦になって半年がたとうとしていた。

商売は順調だった。
常連のリピーターに加えて、ときどき出す夕刊紙や風俗雑誌の広告が、意外に反応がある。
広告を出すと、だいたい10数本、電話が入り、少なくとも2~3人、新規のお客が掴めた。
広告掲載費は安くはないが、十分にペイできる。
新規のお客が1人でもリピーターになってくれれば、完全に黒字だ。

1ヵ月20人、売上40万円の目標も楽にクリアできるようになった。
7月の目標は60万円にしたが、3日を残して達成できた。

14時15分前、あたしは新宿通りに面した「中村屋」の喫茶室にいた。

今年はなかなか梅雨が明けず、7月中はずっと不順な天気が続いていた。
でも、今日は真夏の日差しだ。

マンションの部屋を出る前、テレビニュースが、遅い梅雨明け宣言を伝えていた。
外はたぶん35度近くになっていると思う。
さっき伊勢丹のレストラン街でパスタランチを食べた後、歩行者天国で賑わう新宿通りを150mほど歩いただけで、汗が噴き出した。

あたしのファッションは、ハーフカップのビスチェで押し上げた二つの半球がこぼれそうなレモンイエローのチューブトップに、黒のマイクロミニ。
裾の3cmほどがシースルーなのでかなりきわどい。
足元はお気に入りの銀色の3インチ(7.5cm)のハイヒールサンダル。
冷房の風よけに網編みの黒のカーディガンを羽織っている。

昼間なのであまり濃い化粧はしていない。
肩を過ぎるまでに伸びた髪は、襟足が暑いので、高い位置でポニーテ-ルに結んでいる。

もう、街ですれ違うほとんどの人は女性だと信じて疑わないだろう。
気づいたとしても新宿のニューハーフと思うだけ。
まさか半年前まで男物のスーツにネクタイ姿で教壇に立っていた大学教師だとは誰も思わない。

一昨日、3回ほどプレイしたS山さんから、「ちょっと相談があるんだが・・・」と電話がかかってきた。
プレイの予約は16時からだが、その前に折り入って話がしたいという。

S山さんは、52歳と聞いたはずだが、締まった身体は40歳代半ばにしか見えない。
最近、急激に成長している外食チェーンの社長さんだ。
最初は、大阪の関口社長の紹介で、私にとって大切にしたいお客だった。

「では、明後日の14時に、『中村屋』の喫茶室でお待ちしています」と返事をした。

まだ少し時間があるので、ノートを開いて昨夜のプレイのメモを書く。

昨日の土曜日は、昼過ぎ14時から最初の予約があり、渋谷道玄坂のラブホでプレイ。
新宿に戻って、夕方から夜にかけて歌舞伎町のラブホで2人目。
22時から、赤坂プリンスホテルに出張して3人目。
そのまま泊って、6時起きでゴルフに行くという客を見送り、タクシーで自分の部屋に戻ったのは朝の8時。

部屋では3時間ほどしか寝ていない。
でも、3人目のお客さんが割と早くに寝せてくれたので、それほど眠くなかった。

通りに面したガラスが軽くノックされた。
顔を挙げるとS山さんだった。

まだ、約束の5分前、律儀な人だ。
こういう人は、好感度も信頼度も高くなる。

ポロシャツにゴルフズボン姿のS山さんが、汗を拭きながら、前の席に座る。
奥さんには、ゴルフと言って出掛けてきたのだろう。

「待たせちゃったかな」
「いえ、今日は暑いので、早めに来て涼んでいただけです」と私。

やがて、S山さんのアイスコーヒーと、私が追加オーダーしたアイスミルクティが運ばれて来た。

「で、相談というのは、なんですか?」
あたしが切り出した。

(続く)

すべては乳首から 2

そんな過敏な乳首に、2月の末にピアスホールを開けた。

5月になると、乳首の根元を貫通している穴もだいぶ固まってきて、ピアスリングも1段階太いものに変えた。

いつものラブホテルのお気に入りの部屋の大きな姿見の前で、あたしは胡坐をかいた男の上に乗っていた。

鏡を見ると、Cカップに成長した乳房からツンと突き出た乳首に直計2cmほどの金色のリングが光っている。
それを見ただけで、もう興奮してしまう。

脇の下からまわされ男の手が、金色のリングを弄ぶ。

「ああ、いい、そこ、いいっ」
あたしは身体を反らせてよがり声をあげる。

「いいな、こういう変態な身体、俺、好きだな」

男はそう言いながら、あたしの太腿を外から抱くように持ち上げる。
男のたくましい物があたしを貫いているのが見える。

「ほら、見えるか? 順子、あんたほんとにすげえよ。俺のマグナム、根元まで収めちまうんだからな」

あたしは、言葉責めの快感に身をよじらせる。

昨年の夏、埼京線の痴漢プレイで知り合った後藤さんが、昼過ぎに久しぶりに電話をかけてきた。
「これから会えないか?」
うまいぐあいに、身体は空いていた。
「じゃあ、14時半に、紀伊国屋のエスカレーターの下で」

乳輪が見えそうな黒革のビスチェ、真っ赤な革のマイクロミニ、膝まである9cmヒールの黒のロングブーツという後藤さん好みの変態娼婦ファッションで、真昼間の新宿の街を歩く。
すれ違う人の視線が突き刺さる。
もうそれだけで、私は気が遠くなるほど興奮している。
待ち合わせ場所に居ると、タクシーが止まり、後藤さんが目くばせした。
あたしは、尻を振りながらタクシーに寄って行くと、赤革のマイクロミニから黒い股間ベルを覗かせて乗り込み、平日昼間割引の歌舞伎町のラブホテルに直行した。

後藤さんは、あたしの乳首ピアスを見ると、
「やっぱり、順子は変態だな」とニヤリと笑いながらうれしそうに言った。

乳首リングを弄ばれながら、あたしは激しく腰を上下させる。

その度に、後藤さんの巨根がアナルの奥に当たり、あたしの快感はどんどん上っていく。

「おおっ、おお、いい、いいっ! きて、きて、あたしの中にきて~ぇ!」

すっかり理性をなくしたあたしは、けだものじみた声で叫ぶ。

「おわ~ぁ、いいいいい~ぃ、いくいく、あひ~~っ」

後藤さんの身体が震えるのと同時に、鏡の中の変態女は口から涎を垂らし、白目を剥いて絶頂を迎えた。

すべては乳首から 1

今にして思うと、すべては乳首から始まったように思う。

もともと乳首は敏感だった。

それに気付いた坂崎に徹底的に開発された。

毎回の調教の度に、嘗められ、しゃぶられ、噛まれ、摘ままれ、捻られる。
坂崎は一種の偏執狂だから、そうした刺激が20分、30分と続けられる。
もうそれだけで頭の中が真っ白になってしまう。

さすがの坂崎も疲れると、今度は両乳首にクリップが付けられる。
大きめの洗濯ばさみを少しだけ緩めたものだが、それでも痛さに叫び声を上げてしまう。
苦痛に悶えると、クリップが揺れてますます痛い。
そのうち、痛みが痺れに変わり、さらに快感になっていく。

その状態で、尻を20発ほど叩かれ、極太バイブでアナルを拡張される。
最期はクリップが外され坂崎の指で腫れあがった乳首を弄ばれながら、アナルの奥に坂崎の精液を灌がれる。

調教が終わる頃には、乳首はいつも赤剥けに腫れあがっていた。

調教の合間の日、男の姿をしていても、乳首が痛み、うずき、痒くなり、常に意識させられる。

ようやく乳首に薄皮がはった頃、次の調教の日が来てまた剥かれる。

そんなことを繰り返されるうちに、乳首が極端に敏感になり、すっかりウィークポイントになってしまった。

そうした調教と並行して、毎週、坂崎に紹介された西新宿のクリニックで女性ホルモンの注射を打たれる。
女性ホルモンがよく効く体質だったので、乳房は数カ月でBカップになり、乳首も男性のものとは思えないほど肥大した。

乳首を摘ままれると、もう駄目だ。
電気が走るように感じてしまい、身体の力が抜けてしまう。
同時に抗う気力もまったく萎えてしまう。

坂崎に乳首を責められながら命令されると、どんな恥知らずな契約にも同意してしまう。

長時間クリップを付けられてジンジン痺れている乳首を摘ままれながら、
「いいか、順子、明日からお前は毎日、女の下着を着けて暮らすんだ。男姿で仕事をしているときも、下着はブラジャーとショーツだ。お前のような淫乱女には、もう男物の下着は不要だ。全部捨ててしまえ」
と命令される。

返事をしなければ、さらに乳首を捻られる。
その痛みと頭を突きぬける快感に首を縦に振ってしまう。

その2カ月後には、最大直径5cmの巨大アナルプラグを常時挿入し続けるという命令に、乳首責めの快感に負けて同意してしまった。

そして、夜の公園で見知らぬ男の前で尻を振りアナルを開いてチンポの挿入をお願いする淫乱マゾに仕込まれ、坂崎が斡旋する客を取ることを約束させられ、女装娼婦に墜ちていった。

私が、男性大学教師の職を捨てて、毎日毎晩、男性のザーメンを身体で受け止めるのを仕事をするようになった始まりは乳首だったのだ。

(続く)
プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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