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新しい生活1

1998年3月19日(木)

花柄の羽根布団の中で目を覚ます。
時計を見ると、10時を少し過ぎていた。

今日は朝倉さんとデートの約束だ。

専業娼婦になると決めた時に、宣伝・広報用の写真が必要なことに気付いた。
常連のお客さんの中で、カメラ上手の人を思い浮かべると、やはり朝倉さんが一番だった。

本当はもう少し早くに撮りたかったのだが、なにしろ2月から3月半ばまでは、税理士さんは超多忙だ。
朝倉さんも、自分の顧客の確定申告のほかに、地元の税務署に当番で詰めなくてはならず、スケジュールが取れなかった。

と言うことで、今日になってしまったのだが、その分、季節が進んでだいぶ暖かくなり、撮影には楽になった。

昼間、野外でポートレートも撮るので、約束は14時半。
そろそろ起きなくてはいけない。

いつものようにアナルを洗浄した後、化粧にかかる。
今日は、まず、昼間の光の下で撮影するので、OL風のメイクにする。
服も、一流ホテルの出張する時のブラウスとスーツ。

着替え用の衣装は、2セット、昨夜のうちに大きなスタイリスト・バッグに詰めてある。

マンションの下からタクシーを拾い、新宿御苑の大木戸門前へ。
歩けば10分もかからないすぐ近くなのだけど、この大荷物を担いで歩くのはつらいので。

ほとんど待つこともなく、朝倉さんが来てくれて、園内の庭園でスナップ撮影。

撮影を終えて、近くの喫茶店で一休み。
喫茶店のトイレで、セクシーな赤と黒のミニドレスに着替え、化粧も濃い目に直した。

暗くなるのを待って、歌舞伎町に移動。
今度はネオン街をバックに撮る。

朝倉さん、すごく力が入っていて、あちこちロケーションしながら1時間ほどかけて撮影。

やっと一段落。
お腹が空いたので、レストランで軽く食事。

そして、朝倉さんの車で、甲州街道・山手通りから246に入り、多摩川を渡っていつものSMプレイの設備があるラブホテルへ。

赤革の全身拘束衣を着せられ、プレイ・シーンの撮影。
まだ傷が固まっていないので、負荷は掛けられないが、乳首にもゴールドのリングピアスを着けて写真を撮られる。

さらに、これは広報用には使わないだろうなぁ、というようなハードなシーンも・・・。

結局、最期は朝倉さんとのいつものSM(拘束)プレイになってしまい、2回もイカされてしまい、もうヘトヘト。

マンションの近くまで送ってもらったのは、夜中の1時過ぎ。
ほとんど半日、付き合ってもらったことになる。

さすがに申し訳ないので、基本料金(2時間)2万円+SMプレイ2万円の計4万円だけいただき、延長料金はなし。

朝倉さんが別れ際に「いや~ぁ、久しぶりに楽しかったよ」と言ってくれたので、お礼の意味を込めて、熱いキス。

お風呂に入って、再び花柄の羽根布団に包まれたのは、3時少し過ぎだった。

(続く)

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プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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