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専業娼婦になる2

あたしは、1月の末に、原宿のピアス屋で、耳たぶにピアスホールを開けてもらった。

それまではずっとイヤリングだったが、暗い路地などでハードなSexをすると、よく外れてしまい、失くしてしまうことが、しばしばだった。

大学を辞めて、フルタイムで女性の姿で居られるようになり、やっとピアスをすることができた。

その同じ店で、2月の半ばに乳首にピアスをしてもらった。

正確には乳首の根元といった位置をニードルで貫かれ、さすがに耳たぶよりもずっと痛かったが、それ以上にマゾの血が騒ぎ、興奮してしまった。

乳首ピアスは、女として、専業の娼婦として新しい人生を始める記念のつもりだった。

ところで、肝心の営業の方だが、今までのNTTの伝言ダイヤルを使う方法でも十分な気がしたが、電話で専業になる挨拶を関口社長にしたとき「広告はどうするんや? 世の中、何事も宣伝やで、そこらへんは投資やから、ケチったらあかん」と言われた。

それで、社長が上京した時に相談して、印刷媒体の風俗広告に出すことにした。
新聞か雑誌か迷ったが、これも世慣れた社長のアドバイスに従って週刊誌の『アサヒ芸能』に小さな広告を載せた。

「ニューハーフ エスコートクラブ  
  新宿 渋谷 六本木 赤坂など都心各所  
    同伴1時間 5千円
    電話070-×××-×××× 順子」

もちろん「1時間5千円」は本番なし、ただ同伴するだけの料金。

広告の料金はたしか2万円だったから、1人でも本番に持ち込めばペイできる、という計算だった。

掲載は3月になってからだったが、効果は十分にあった。
かかってきた電話は20本近く、そのうち7人とデートして、5人は本番までいった。
そして、3人は、その後、常連さんになってくれた。

こうして、あたしの専業娼婦としての生活が始まった。

(了)





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いつも楽しく拝見させていただいております。
生々しい実態が目に浮かぶようです。
これからも楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。

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プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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