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爛れた夏休み 7

1時間後、私たちは赤羽駅近くの喫茶店にいた。

痴漢プレイ趣味のすてきなペニスの持ち主は後藤さんという名だった。
私はPHSの番号を彼に教え、彼の携帯電話の番号を教えてもらった。

正直言うと、あのペニスを入れてもらえるのなら、仕事抜き、つまり「ただでもOK」と言いだしたかった。

でも、そこは関口社長に「娼婦になるんやったら、娼婦に徹しなければあかんよ。ただおめこさせたら、あんた、ただの淫乱女やで」と言われたのを思い出して堪えた。

笑っちゃったのは、後藤さんの家は埼京線とはまったく無関係なことだった。

結局、夕方のラッシュを過ぎて、すっかり空いている上りの埼京線で新宿駅まで戻り、再会を約束して別れた。

新宿の街に出る。
時間は、いつの間にか、22時を過ぎていた。

もうひと稼ぎできる。

新宿通りを流し、伊勢丹の角を左折して、明治通りに入る。

お腹が空いたので、「富士そば」に入って、ざるそばを食べる。

蕎麦を食べていた労務者風の男が、こちらをチラチラ見ている。
誘いをかけたら、乗ってくるだろう。
でも、あまりお金をもってなさそうなので、無視した。

店を出て、伊勢丹の裏通りをマイクロミニの尻を振りながらゆっくりと流す。

私は、店を出てじきに、サラリーマン風の男が微妙な距離を保ってついてくるのに、気づいていた。
男の視線は、私の白い太腿、いやマイクロミニの裾からはみ出した白い尻肉に向けられているはずだ。

(続く)

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プロフィール

風祭順子

Author:風祭順子
10年前まで、男性として大学講師をしていました。
その後、女装マゾの世界に溺れ、とうとうニューハーフ娼婦に堕ちました。
約8年間、毎週2~3日、娼婦として男性の性欲のお相手をする日々を過ごしました。

このブログでは、「なぜ、私は堕ちたのか?」、そのいきさつを書いてみようと思います。
画像は、4年前の私の姿です。

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